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G検定のコラム第3回 / 全10回

G検定の勉強時間は何時間?合格者21人の実数から逆算する10日・3週間・1か月の学習スケジュール【2026年版】

公開 ・ ナレッジバンドル編集部

G検定の勉強時間は何時間?合格者21人の実数から逆算する10日・3週間・1か月の学習スケジュール【2026年版】

「G検定の勉強時間は何時間くらい必要?」は、受験を考えた人がまず調べることのひとつです。検索すると「30〜50時間」という目安がよく出てきますが、実際に合格した人はどれくらい勉強していたのでしょうか。

この連載では、note・Qiita・Zenn・個人ブログなどに公開されている G検定の体験記52件 を読み込み、JDLA(日本ディープラーニング協会)の公式発表と突き合わせて、合格に効くやり方を整理しています。連載第3回の今回は、勉強時間 がテーマです。

私たちは資格の問題集アプリ「ナレッジバンドル」を作っていて、G検定の500問をスマホで1問ずつ解ける形にしています。「何時間必要か」は、500問を何日で回すかを決めるときの前提にもなるので、今回は合格者の数字をていねいに見ていきます。

合格者の実数、10日で受かった人と長く勉強しても落ちた人の違い、経験者と未経験者の目安を見たうえで、次回の試験(2026年11月6日・7日)から逆算した 10日・3週間・1か月のスケジュール を、日付入りで紹介します。


合格者21人の勉強時間は「41〜60時間」が真ん中

2024年以降の合格体験記のうち、勉強時間を数字で書いている21人を集計すると、次のようになりました。

  • 〜25時間: 4人
  • 26〜40時間: 6人
  • 41〜60時間: 5人
  • 61〜80時間: 4人
  • 81時間〜: 2人

いちばん多いのは26〜40時間の帯で、21人の真ん中(中央値)は 41〜60時間の帯 に入ります。ただし、15〜20時間で合格した人から90〜100時間かけた人まで、ばらつきはかなり大きいことがわかります。

JDLAが公式サイトで紹介している合格者アンケートでも、勉強時間は 「30〜50時間」が25.3%で最も多く、次が「15〜30時間」の21.5%、「50〜70時間」の18.4%でした(JDLA G検定の学習方法)。体験記の集計とアンケートは、ほぼ同じ傾向を示しています。

なお、合格点は公式FAQで「開示しておりません」とされていて、何点取れば受かるという基準は公開されていません(JDLA FAQ)。「何時間やれば安全」と言い切れるデータもありません。数字は、あくまで 計画を立てるときの目安 として使ってください。


10日で受かった人と、長く勉強しても落ちた人

勉強時間の数字だけを見ると、「たくさんやれば受かる」と考えがちです。ところが体験記を並べると、短期間で合格した人もいれば、長く勉強しても落ちた人もいます。

10日で合格した2人

1人目は、2025年第2回の試験に10日間で合格した akkTYO さんです。非エンジニア・非IT業界の方で、勉強の中心は スマホの対策アプリ でした。勉強時間の配分については、こう書いています。

「前半は1日あたり2時間程度、試験当日含む直前は5-7時間学習していました」

合計は35〜40時間ほど。期間は10日でも、時間は合格者に多い30〜40時間台を確保している のがポイントです。アプリの模試を2周し、分からないところは ChatGPT に解説させていました。スキマ時間に片手で学べたことを、効いた点に挙げています。

2人目は、第1回でも紹介した アマネコ さんです。本格的に勉強を始めたのは申込締切の日で、試験までは実質10日。テキストを読みながらチートシートを自作し、問題集を3周以上解いています。この方は基本情報技術者試験に合格したばかりで、統計検定2級の勉強もしていたと書いており、下地がある状態からのスタートでした。また、使った教材が新シラバスに対応していなかったため、試験当日の午前中に変更点を確認したそうです。教材の版を確かめる時間も、計画に入れておく必要がある という教訓です。

長く勉強しても落ちた例

一方で、fumoyuta さんは2024年11月から2025年5月まで4回続けて不合格になり、5回目で合格しました。読むことに偏った勉強について、こう振り返っています。

「公式テキストは10回以上通読していたとは思いますが、細かい知識は全く頭に残っていなかった」

旧形式の頃の体験記ですが、さくらさくら日記 の筆者も2回不合格になったあとに合格し、「勉強時間は独学なので200時間ぐらいかかってそうです」と書いています。不合格のあとに筆者が感じたのは、「問題集と問題文の表現を変えて出題されています」という点、つまり丸暗記では対応できないことでした。

短すぎても落ちる

逆に短すぎた例もあります。2025年5月に正答率63%で不合格になった もり さんは、勉強期間が約2週間で、「思い立って急いで受験したこともあり」と振り返っています。

差を生んでいたもの

こうして並べると、合否を分けていたのは時間の長さよりも 時間の中身 です。10日で合格した2人は、どちらも毎日まとまった時間を取り、早い段階で問題を解き始めていました。長くやっても落ちた例では、テキストを読むことや問題の丸暗記に時間が偏っていました。


経験者と未経験者で、目安はここまで変わる

体験記を属性ごとに見ると、下地によって必要な時間ははっきり違います。

IT・AIの下地がある人

  • IT企業に勤め、基本情報技術者などの資格を持つ そとでよ さんは、15〜20時間、問題集1冊と無料模試だけ で2026年3月に合格
  • エンジニアの 虎の穴ラボ の筆者は、約3週間・20〜25時間で合格

AIの前提知識がない人

  • AIに触れたことがなかった ばらで飾る生活 の筆者は、3週間・約50時間。「3週間の格闘の末にどうにか合格」と書いています
  • 文系・非エンジニアの chanchaka24 さんは、43日間・90〜100時間で合格

民間の学習ガイドでも、「AI・機械学習を学んだ経験があれば10〜20時間、IT・AIとも未経験なら50〜100時間」という目安が示されています(FujiCert)。これは公式の数字ではありませんが、体験記の実数ともおおむね合います。

自分がどちらに近いかを判断するときは、JDLA公式の 例題20問(JDLA 例題)を最初に解いてみるのがおすすめです。用語の半分以上が初めて見るものなら、未経験側の時間を見込んでおくほうが安全です。


期間別の学習スケジュール

ここからは、次回の2026年第6回(オンライン試験 11月6日(金)・7日(土)、申込は10月29日(木)23:59まで)から逆算した3つのプランです(JDLA)。11月6日に受ける前提で日付を入れています。

どのプランにも共通する考え方は、第1回で紹介した合格者の型と同じです。インプットは早めに切り上げて問題演習に移る、本番と同じ100分・145問で模試を解く、法律・倫理を後回しにしない の3つです。

10日プラン(短期集中・35〜40時間)

  • 開始は10月27日(火)。申込締切の10月29日まで3日しかない ので、初日に申し込みを済ませます
  • 前半4日で分野ごとに問題を解きながら全範囲を1周し、後半は間違えた問題の解き直しと模試に時間を使います
  • 1日2時間前後から始めて、直前は5時間以上。akkTYOさんの配分と同じ形です

10日で受かった2人はどちらも、毎日数時間を確保できていました。平日に1時間しか取れない人や、AIの用語にほとんど触れたことがない人には勧めにくいプランです。短期の学習計画を公開している学習サイトにも、初学者は2週間以上に延ばすよう注意書きがあります。

3週間プラン(標準・30〜50時間)

  • 開始は10月16日(金)。平日1〜2時間、休日にまとめて勉強する形です
  • 問題演習で1周 → 順番を変えて2周目 → 模試2回 → 誤答つぶし、の順です。最初から問題を解き、知らない言葉は解説と用語集でそのつど確かめます
  • 最後の2日は、答えを覚えていないかの確認 に使います。3週間・約40時間で合格したエンジニアの CareNet shibu さんは、同じ問題集を何度も解くうちに答えを覚えてしまい、「AIで言うところの「過学習」をしていました」と書いています。そこで試験までの3日間は、理解できていなかった内容の確認に充てたそうです

この「過学習」を防ぐには、出題の順番を変えて解くことと、正解の理由だけでなく ほかの選択肢がなぜ違うのか まで確かめることが効きます。私たちのアプリでは、全問の解説で各選択肢の正誤まで確認でき、ランダム出題や「間違えた問題だけ」の絞り込み、忘却曲線にそった復習の自動出題も使えます。解説の用語はタップすると専用の用語辞書が開くので、本に戻らなくても、理解できていない言葉をその場で確かめられます。

1か月プラン(1日1時間型・30〜45時間)

  • 開始は10月7日(水)。1日1〜1.5時間を30日続けると、30〜45時間になります
  • 週ごとのテーマは、FujiCertの30日計画(第1週 全体、第2週 CNN・RNN・Transformer、第3週 数理・法律・倫理、第4週 演習と模試)に沿っています
  • 約1か月・50〜60時間で合格した msys825 さんも、後半2週間は、間違えた問題が無くなるまで問題集を回していました

毎日少しずつ進めたい人に向くプランです。2026年3月に約1か月・約30時間で合格した 成瀬つばさ さんは、1日20分程度をほぼ毎日続け、「細く長く+直前に少し厚め」で進めたと書いています。


今日から始めるなら:11月6日まで6週間ある

この記事の公開時点(2026年9月24日)から11月6日の試験までは、43日(約6週間) あります。

  • 未経験で50時間以上を見込む人: 今から始めるのがいちばん安全です。1日1.5時間でも、6週間で60時間を超えます
  • 1か月プランの人: 10月7日(水)までに教材を決め、例題20問を解いておく
  • 3週間プランの人: 10月16日(金)が開始日。それまでに申し込みを済ませておくと、締切を気にせず勉強に集中できます
  • 10日プランの人: 10月27日(火)開始。ただし申込締切の10月29日を過ぎると、この回には申し込めません

第1回で紹介したとおり、「まず申し込んだ」ことを勝因に挙げる合格者は少なくありません。24日間・約30時間で合格した くろにゃんゴロウ さんも、記事で「資格取得の始まりは、試験への申し込みから!」と書いています。どのプランを選ぶ場合も、申込を先に済ませて、そこから逆算する のが確実です。

もうひとつ、次回の第6回は オンライン試験のみで、会場試験はありません。自宅や職場のパソコンで受けることになるので、試験の前に動作確認と操作マニュアルの確認をしておきましょう(JDLA 操作マニュアル)。


まとめ:時間は「量」より「中身」で決まる

  • 合格者21人の勉強時間の真ん中は 41〜60時間の帯。JDLAのアンケートでは 30〜50時間が25.3% で最多
  • 下地のある人は15〜25時間で受かる例がある一方、未経験なら 50時間以上 を見込むと安全
  • 10日で受かった人は、毎日数時間を取り、早くから問題を解いていた
  • 長く勉強しても落ちた例は、テキストの通読や丸暗記 に時間が偏っていた
  • 次回11月6日から逆算すると、1か月プランは10月7日、3週間は10月16日、10日は10月27日 が開始日。申込締切は 10月29日

次回の第4回では、この計画で使う 教材の選び方 を取り上げます。書名の比較ではなく、教材を選ぶときに見るべき基準(Gシラバス2024への対応・解説の質・問題数・スキマ時間で回せるか・復習の仕組み)を整理します。


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  • 全問に解説つき。解説の用語はタップでG検定専用の用語辞書が開き、関連用語もたどれる
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  • 忘却曲線で復習を自動出題。「間違えた問題だけ」「未回答だけ」「ランダム」など出題の絞り込みも自由
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※この記事は2026年9月24日時点の公開情報をもとにしています。試験の制度や日程は変わることがあるので、受験前に必ずJDLA公式サイトで確認してください。体験記の引用は各記事の原文から行い、リンク先に出典を明記しています。

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